ランニングのきっかけ

走り始めるキッカケ、理由は皆それぞれだと思う。ダイエット、健康診断の結果、箱根駅伝を見て、ジムに入って、なんとなく。

私が走り始めたキッカケは国分寺マルイ店の改装セールである。国分寺のマルイは2008年の夏に数ヶ月かけて大掛かりな改装を行った(余談ではあるが、そのおかげでLOFT、ユニクロ、無印良品など新しくオープンした)。数ヶ月お店を閉めるため、各店舗では閉店セール並の価格で商品の販売を行っていた。

この改装セールで以前からカッコいいと思っていたナイキのランニングシューズが5000円弱にまっていたので衝動買いをしてしまった。ちなみにこの時点ではランニング経験、知識ゼロであり、よく言われるやってはいけないNO.1の『見た目のかっこだけでシューズを選ぶ』。又、ランニングシューズは『柔らかい方が良い』と言った間違った知識をどこからか仕入れてきて『軽く、柔らかい靴』を選んでしまった。

それにガジット好きの私は、売れているため品薄になっている(後に別の理由で品薄になるのだが)ナイキスポーツバンドも同時に購入。こちらは定価で。

ちなみに私はかなりのナイキ信者であり、中学生の頃からほとんをスポーツウェアはナイキである(貧乏人だったのでアウトレットでサイズが合わないのを買っていたが)。これもあって今回も自然とナイキを選んでしまったのかもしれない。

さてそこで、新しい靴とおもちゃ(ナイキスポーツバンド)があるので、早速走ってみよう!と言う事で私のラン人生が始まる。2008年7月27日のことである。

ランニングの前のスポーツ経験

小学生1~2年生の頃は関東水泳大会で優勝をし、イギリスでも地区大会で優勝をしたりして、かなりのスイマーであった。子供の頃スポーツを本格的に取り組んでいる子は経験があると思うが週4~5日、本格的に練習をしていると「勉強」か「スポーツ」を選ばなくてはいけなくなる(ごく一部は両方出来ているけど)。そこで私は学問を選んだ。高校では遊び程度にサッカー、バスケ、ホッケー、クリケットなどをして、大学では主にサッカーとバスケをしていた。とはいいつつも、みんなで集まってするお遊び程度だけど。体の成長期に水泳(とくに平泳ぎ)をしていたため、足の筋肉がツリやすい体質になっていて、長時間の運動は無理であった。

さてランニングから初レース

シューズを買い、スポーツバンドも買った。そして早速走ってみた。結論から言うとものすごく汗をかいて気持ちが良かった。夕方に5分ぐらいだったと思うけど、もうバテバテ、汗ダクダク。このころ店頭で見かけた1ヶ月後に開催されるナイキのThe Human Race(10キロレース)に出たくて、これを目標になんとか10キロ走れるように頑張ろうと思った。

練習の仕方もペースも判らないので、とにかく早く走れるようにならなくてはと考え出せるだけのスピードを出して走った。数キロでバテていたことからオーバーペースで走っていたんだと思う。また、書籍でレースの半分の距離を練習で走れれば、完走はできると読み、とにかく5キロ走れるように毎日すこしずつ距離を伸ばして行く。そして、ついに5キロ走れるようになり、レースの前に1回10キロも走り、自信を付けてレースに挑んだ。目標は10キロ、1時間に設定して無事53分ぐらいで完走。

僕のランニング人生のスタートである。

その後

その後、ハーフ、30キロレースも無事に完走して、初フルを2009年3月に走るが途中から歩いてしまい5時間半近くかかってしまう。そのリベンジとして2009年11月の湘南国際マラソンで3時間55分、サブフォーを達成。2010年の東京マラソンでは3時間38分。今後の目標はトレイル、ウルトラへの出場を目指している。

ランニングシューズはまだナイキを履いている。スポーツバンドの効果も大だが、アシックスなど試履してみたけど、私の足にはナイキが一番ピッタリな気がする。でもさすがトレイルシューズはナイキが実績が無いようなのでアシックスを選んだ。

ランニングは今後も続けていくと思う。自分との戦いという意味での挑戦ではあるが、勝ち負けが無いから続けられる気がする。水泳では1位になるためにレースに出た。サッカーでも「勝ち」か「負け」に分かれる。しかしランニングに関しては、1位になれないことを前提に出場しているので気楽だ。そして自己ベストも出ればなおさらベスト。年をとりどんなに練習しても肉体的に自己ベストが出なくなったら分からないが、今のところ努力が結果に繋がっているので楽しい。そして好きなときに、何時でも、どこでも無料で練習できるのが良い。

追伸

2010年、ハセツネに参加予定(完走、19時間26分21秒)
2011年、ウルトラに参加予定(21thチャレンジ富士五湖100キロ完走、12時間22分00秒)